【概要】
アーティストのLIVE配信を通して、既存顧客が新規顧客を歓迎するムードを作っていくというモデルです。
【ターゲット】
ターゲットは、既存顧客と新規顧客です。
お洒落なバーやレストランで演奏されるクラシックやジャズは、初めて聞きに行くには良くも悪くも格式が高そうで、近寄りがたい気がします。これがなぜかというのを考えたんですが、おそらく初めて聞きに行く人（新規顧客）は「もともといたお客さん（既存顧客）の輪の中に入りづらい」と感じてしまうことが理由だと思い至りました。
【提供価値】
そこで、既存顧客が新規顧客を歓迎したくなるような価値提案を考えました。
「視聴者数と支援数の紐づけ」です。
視聴者数の増加に比例して、アーティストへの支援総額が増加するという設計です。具体的には、まずアーティストの新曲づくりなどの活動支援に使うとうたって、LIVE配信のチケット販売を行います。これだと単なるクラウドファンディングですが、売れたチケット枚数を開示しない（支援者数を開示しない）という点が重要です。LIVE配信会場に入ってきたお客さんは、来場者数を見て、支援総額を知るわけです。つまり、元々配信会場にいた人たちは、新規で入ってくるお客さんの来場を喜ぶということ。（これだけだとあまりうまく回らない気がするので、歓迎ムードのきっかけを作るために、配信裏で動くファシリテーターを用意して、新規のお客さんが入ってきたタイミングでうまいことチャットを盛り上げるようにしておく）
収益をこういう風に使いますよと宣言をしておくと、単にLIVEを聞きたいという人だけでなく、その活動を支援したいという人もチケットを買ってくれるようになるので、一石二鳥です！
そして、チケット販売総額を配信中に徐々に開示していけば、アーティストのLIVEだけでなく、販売総額の推移も楽しむことができるので、また一石二鳥です！
二石四鳥のLIVE配信、是非取り入れていただきたいです！